大空を飛び回るのは巨大な竜たち。
それを操るのは竜使いという
人間とはちがう武道の種族。
そして彼らが守ろうとしているもの
歌謡の民・・・・・歌師。
歌師の中でも特別な存在・ディヴァ。
それは生命の法則さえ覆す神秘の歌姫。
欲深い人間たちと、殺されてゆく歌師たち、
そして守るべきもののために強くなる竜使いたちの話。
_____________世界
ココじゃない場所
そしてイマじゃない時代
それ以外の何物でもない、ちっぽけな世界。
_____________種族
・人間族
欲が多く争いを沢山起こす種族。
家族単位で生活する。
「国」というものを築いて民を纏める国王という立場の者もいる。
人間は善にも悪にも染まりやすく、様々な思考を持ったものがいるので一口に「こんな種族」とはいえない。
死後亡霊になるのは大体この種族。
繁殖力が高く、この世界で最も沢山存在している。
・竜族
鋼鉄の鱗で全身おおわれた鋭い爪と牙の生き物。
知力が高く、人間の言葉を話す者もいる。
背中に翼を持つもの、脚が発達しているもの、ヒレを持ち泳ぎが得意なものなど様々な種類のものがいる。
中でも様々な姿に変化できるものを万姿竜、頭に歌を秘めた宝玉を持ち音楽を奏でることができるものを百音竜という。
・歌師族
神が人間をこの世界に産み落とした後、可愛い子である人間に幸を与えるために神が遣わした歌謡の民。
万物に秘められた歌を聞き取ることができ、歌うことで自然さえも操作することができる。
大地を豊かにしたり荒れた天候を穏やかにしたりして人間の手助けをしてきた。しかし、度重なる欲深い人間たちの仕打ちによりその数は激減。
いつしか人間たちの前から姿を消したが、今でも何処かで里を築いてひっそり暮らしているという。
歌師族の女性には千年に一度、ディヴァ(歌姫)と呼ばれる存在が誕生する。
ディヴァの力を秘めた歌師が、神の遣わした竜・百音竜と出会うことで覚醒し、数億もの歌を記憶することではじめてディヴァとなる。
その歌声は生死や時間さえも操作するため、しばしば人間に狙われる。
歌師族は全体的に穏やかな性格のものが多く、おっとりとしている。
また人間よりも華奢な体格をしていて美形が多い。
自己犠牲的でとても優しく、人間に対して怯えてはいるものの恨みのようなものは抱いておらず、歌を使って人間に復讐しようなどと考える者はまずいない。
また、歌師にハーフというものはない。
歌師×人間で交配すると純血の歌師か純血の人間しか生まれない。
しかし交配を重ねて歌師の血が薄くなった世代に、突然純血の歌師族が生まれることがある。
・竜使い族
竜と心を通い合わせ、果敢に戦う騎士の種族。
かつて人間が歌師族を滅ぼそうとしていた頃、神は歌師族を憐れみ、歌師族を守るための戦士を輩出した。
彼らは竜にまたがり歌師族を救い、今でも彼らの末裔である竜使い族は歌師族の護衛を使命に生きている。
竜使い族は本能的に歌師族と人間を見分け、歌師族を命掛けで守ろうとする習性がある。
また歌師族と自然と惹かれ合うらしく、歌師と竜使いの夫婦も多いとかなんとか。
全体的に男女ともに勇猛果敢で活力に溢れる者が多く、人間よりも骨格がしっかりしていて力も強い。
その力強さで巨大な剣も軽々と振り回す。
歌師族と同様ハーフが存在しないが、忘れたころに純血の竜使いが生まれたりする。
幼いころから武道やら勉学やらに励む頑張り屋種族。
銀を神秘の鉱物として、好んで身に付ける。
・悪魔族
無邪気で楽しいことが好きな種族。
楽しければいいという思考を持っているので善悪を区別しない。
しばしば欲深い人間と契約を結び、力を与える。
そうやって力を手に入れた人間がどんなふうに世界を狂わせるのか観察して楽しんでいる。
趣味は十人十色なので、そうやって悪さをする悪魔もいれば人助けが楽しいとかいう悪魔や折り紙してるだけで楽しんでいる素朴な悪魔なんかもいる。
悪魔族と名付けたのは人間だが、悪魔の善行を人間は神のやったことなのではと勘違いし、神を信仰するようになった。
実際善行している悪魔は、人間がどう思おうと楽しければいいので気にしていない。
悪さをする悪魔はよく人前に姿を表すので、彼らが悪魔の代表みたいなものになり、悪魔族と名付けられた。
・神族
天使を含む、天の種族。
世界を創造し、育成ゲームみたいに遊んでいる。
割と放任主義。
博愛的だが面倒なことは嫌いなので極力世界に手出ししない。
・その他
妖精族とか精霊族とか、少数派種族。
細々といるらしく詳しいことは明らかになっていない。